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二人で話しているといつの間にか先生の話しは終わり、先生の机の前に長蛇の列ができていた。
｢なんで並んでんの？｣
｢あ、席替えのくじのやつだよ。もう話しきいとけよ～。｣
｢だって真琴が話しかけてくるから～。｣
｢人のせいにしないの。ほら並ぼ。｣
｢うん。｣
真琴が席をたつのを見て私も立ち上がる。
列に並んでると後ろの列からいつものやりとりが聞こえてきた。
｢ねぇ、みなみぃ～。おんぶしてー。｣
｢えー。めんどい。｣
｢みなみの意地悪ぅー。ケチ！｣
｢はいはい。｣
いつものやりとりとはうーちゃんこと甘えん坊の羽衣と、天然でめんどくさがりやみなみの仲良しコンビのものだった。
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