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「あんた過呼吸なって
救急車で運ばれたんやで?
しかもそのまま倒れて‥
何してるん‥
お母さんびっくりしたわ」
お母さんを見ると安心して
思わず抱き着いた。
『ごめんなさい‥』
「泣いたらまた過呼吸なるで。
優‥あんまり心配
かけんといてや?」
泣き出す優の頭を撫でる
お母さんの手が暖かくて
なんだか申し訳なくなった。
お母さんにはずっと
心配かけてばかり。
こんなんじゃだめだね。
しっかりしなくちゃ。
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