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「ごめんな、傷つけて」
裕也が優の頭を撫でる。
『なんで謝るん?
優が悪いのに‥』
裕也は何も言わずゆっくり
階段を下りていく。
後ろ姿が切なくて
追いかけたくなった。
付き合ってから一度も
裕也に好きだって
言ってない。
最後まで言えなかった。
恋はできなかった。
でも裕也のこと大切なの。
一人の人間として大好き。
裕也といると楽しくて
ずっと笑ってた。
裕也の後ろ姿を見つめながら
裕也の笑顔を思い出してた。
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