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introduction.
小田急線と京王電鉄井の頭線が交差する駅……。
それが、下北沢。
正式な住所は「世田谷区北沢」となるこの街は、今日も老若男女問わず沢山の人が行き交う……。
古着からスーパーマーケット、さらにラーメン屋にサブカルチャー……。
あらゆるものが散りばめられた、狭くて混沌とした世界……。
そんな街の一角に店を構える……客の出入りがあるのかどうか分からない雑貨屋。
この物語の舞台は、この雑貨屋が中心だ。
いい歳こいて、ド金髪な女店長に、
オープン当初から勤める、今年高校を卒業した少女と、
その同級生で、一日三回以上は女の子に間違われる少年。
この三人で店を切り盛りすると同時に、物語の中枢を担ってくれる……言わば、主役キャラなのだ!
ちなみに語り手であるワタクシは……
あえて触れないでおく。
それではまず、
同著者の小説「摩天楼グラフィー。」を読んでから、この「北の沢ギターズ。」を御覧頂こう。
その方が、1.2倍くらいは楽しめるはずです……。
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