夏の夜の夢

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鮭のおにぎり、フランクフルト、からあげ弁当。 俺は、適当に目についたものを、次々に左手のカゴに放り込んでいった。 今日は、看護師を勤める母が夜勤なので、 自分で夕食を準備しなければならないのだ。 コンビニで夕食を買うのはあまり好きではないのだが、 まあ仕方がない。 俺には、残念ながら、こんな日にごはんを作りに来てくれる、 可愛い彼女もいないのだから。
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