夏の夜の夢

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…自分で言ってて虚しくなってきた。 俺だって、彼女がほしくないわけじゃない。 そんな男がいるわけない、俺だって健全な高校生男子だ。 それに何しろ、…夏だし。 最後にプリンをカゴに突っ込み、 俺は威風堂々、レジへと向かった。 いらっしゃいませ、とよく通る声がして、 俺は不意に顔を上げ、 …そのまま固まった。
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