60人が本棚に入れています
本棚に追加
白いマキナは背中から何かを取り出して構えるとそれは一気に広がり、一種のビーム兵器と化した。
白いマキナ
「くらえぇぇぇぇ!」
狩人
「まずい!避けろ!」
森次と木下は回避したが俺はあえて動こうとしなかった。
エンブレム
『狩人さん!早く避けないと!』
狩人
「大丈夫www対策はとってあるし……何よりあれだけ大振りな攻撃だ。直後の隙もデカイ。その隙を……突く!」
俺はビーム兵器の中に突撃していった。
そして攻撃が俺とエンブレムにぶち当たる。しかし……
白いマキナ
「何っ!?」
狩人
「アイフィールドって知ってるか?ビーム兵器による攻撃を全て……無効化させんだよ」
俺はビーム攻撃の中を突き抜け、白いマキナの顎に上段蹴りを当て、空中に打ち上げる。
狩人
「エンブレム!ウィングの両翼を解放!突き抜けるぞ!」
エンブレム
『え?は、はい!』
狩人
「貫け!ソニックウェーブ!」
俺とエンブレムは超高速で白いマキナを通過する。
直後にかなり強烈な風と衝撃波が白いマキナにぶつかり、俺の方に飛んでくる。
その背中に蹴りを入れ、前方に吹き飛ばす。
狩人
「今だ!木下、森次、やれぇぇぇ!」
ハインドの手が勢いよく伸び、ヴァーダントを運ぶ。
すると白いマキナは無理矢理体制を整えるとヴァーダントにビーム攻撃を仕掛ける。
しかしヴァーダントは直前で上に跳び、ハインドの手だけが切断される。
そして森次と白いマキナが同時に仕掛けた。
しかし
白いマキナは突然、機体制御を失ったかのように急降下し、ヴァーダントの一撃は外れ、白いマキナは地面に落下しヴァーダントは地上に無事着地した。
狩人
「……勝ったのか?」
エンブレム
『わかりません。ただ白いマキナは恐らくファクターが無理をして気絶、白いマキナもエネルギー切れを起こしたんだと推測されます』
エンブレム超冷静www
森次
「さて……手伝ってもらってなんだが神田、お前も着いてきてもらうぞ」
狩人
「一種の事情聴取?へいへい、着いていきますよと」
そして両手を失ったハインドの変わりに深緑マキナをエンブレムが、白いマキナをヴァーダントが抱え、俺はその後を追った。
最初のコメントを投稿しよう!