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忘れよう…
諦めよう…
達也さん…
誰にも言えない事情があったんだわ。
そう自分に言い聞かせられるようになり。
…………
私の心の中の全ての男性だった達也さん…
その達也さんが居ないのなら…
死んでもいい。
そこまでの思いや…
不信…
悲しみ…
恨み…
憎しみ
失意…
雑多な感情も次第に薄れ。
いつか又…
達也さんが帰って来たらと残しておいた…
達也さんの匂いがする品物を全て処分出来る私になっていた。
……………
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