花嫁

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ふと窓の外をみると いつのまにか 深い森の中だ 日本の森と違って とても暗い………… 夜になったかと 思うほどだ。 しかしそんな 木々も次第に減り 葉のない 刺だらけの茨が 辺りに増えてきた。 痛そうな茨の向こうに 「あ…………」 おとぎ話に 出てくるような 美しいお城が 現れてきた。 車がとまると 俺は降りて お城がびっくりするほど デカイことに気づいた。 こんなデカイと 住居ってよりも ショッピングモールだな そんなことを 考えている内に 扉が開いた 誰も見当たらないのに
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