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我ながら人の言葉を借りるのは些か恥かとも思ったがしょうがないだろ。
そして春久は俺の質問に答える。
「まぁ普通に『何の本読んでるの?』みたいな…
まぁ良いから言って来いっ!」
そう言われたと同時に俺は春久に背中を押され、心の準備すら出来ない状態で女の子の前に出てしまった。
「えっ!? あっ…えと…」
ここまで来たら…
そう思った俺の口は勝手に動いた。
「今日のパンツ何色…?」
だぁ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛ぁぁぁぁぁぁっ!
違うだろ俺ぇぇ゛ぇ゛っ!
俺が心の中で嘆いてる中、少女は横にいた俺に気付きふと顔を見合わせてきた。
―――――やっぱ可愛い…
透き通るような白い肌。
何故か髪全体“白髪”で肩までのセミロングに大きな瞳。
顔は少し小さめで幼い顔をした少女はまさに美少女と呼ぶに相応しいくらいであった。
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