始まりは偶然

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全校生徒の中から明らかに雰囲気の違う生徒が一人立ち上がり舞台へ上がる。 全員の憧れであり女子生徒達の注目の的である生徒会長。 鴇時 耀―――――。 何をやらせても優秀でいて容姿も完璧な生徒会長。 性格も無論、非の打ち所がないと言っても過言ではない。 そんな生徒会長こと鴇時 耀が前に立ち話を始めた。 「生徒会長の鴇時 耀です。 皆様あまり長話もお好きではないでしょうから手短に… 秋と言えばやはり学校行事も盛んになりますね。 生徒会の方々と共に全力を尽くし最高の行事とします。 どうか楽しみにしていて下さい。」 そう言って耀は全校生徒にお辞儀をすると舞台から降りた。
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