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久しぶりに友達の家でゲームをしていたら……
部屋の隅に黒い物体が見えた……まさかとは思い、近づいてみると……ゴ〇〇リ(通称G)がいた!!
しかもBIG過ぎる!ゆうに7~8.5㎝におよぶBIG度……しかしこいつはホントにGなのか? ささやかな不安がよぎる、まぁこうしてみればカブトムシのメスに見えなくもな……触角が長い……その瞬間、
「カサカサカサカサカサ」
うをぉっふ!! あまりの気持ち悪さに半歩退いてしまった、止まっていても充分に気持ち悪いのにカサカサ動き回られてはたまったもんじゃないどうする?
コマンド
たたかう
逃げる
仲間を呼ぶ
仲間を呼ぶに決まってるだろ うぉぉーいGがでたぞー 友達を召喚
友人S「うわ、こいつはすっごいな、だが化学兵器には叶わないだろぅ?」 逝け!!アースジェット!!プシャァァァァァ ……………
「カサカサカサカサカサカサ」
稀「あふぅん!?」稀「こいつ、全く効いてネェぞ」 S「クソー!!カサカサ動き回りやがって!」
稀「素早さが尋常じゃねぇ!!メ〇ルス〇イムの域を超えとる!!」
S「なにかないかなにかないか」稀「お!!こんなところにジ〇ングのプラモデルが!!」
S「ちょっやめやめ そりはダメー」稀「うるさいうるさーい!!逝けーー!必殺奥義ジ〇ングストンピング!!」
ドカ!…ぐちゃ!こうして プラモデルとフローリングの隅を犠牲にして この家の平和は保たれた
稀「戦いとは常に辛く悲しいものだ…」
S「キレイにまとめんなよ!!」稀「だがこれは更なる悲劇の序章にすぎない…」
S「はぁ?」稀「知らないの?Gは一匹見つけたらその家には30匹いるんだよ」
S「………まじかよ」まじです
稀「お前ん家古いからなぁ」
S「ゴキブリ退治の薬品が切れたとたんこれだからまいっちんぐだなぁ」
稀「古いよ」
S「で?後始末どうすんの?」
稀「じゃんけんで」
さ~いしょは
S「グー」稀「パー」
S「…ずるい!!詐欺だ!隠蔽だ!汚職政治だ!」
稀「大人はね…ずるいんだよ…じゃあね~」
S「このろくでなしブルースが!!」
完
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