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一年前…
「ごめん…私もう貴方を卒業させる自信がない。今までありがとう。さよなら」
これで二回目だ…
もう人間なんて信じねぇ…
『前のマスターと私を一緒にしないで!!私はちゃんと貴方を卒業させるから』
この言葉を信じた俺が馬鹿だった。
別に俺は学校を卒業しなくたっていいんだ。大人になれば王だから…。
二回目の裏切りから俺は学校にも家にもほとんど寄り付かなくなった。
誰とも関わりを持ちたくなかった。
信じたらまた…裏切られるから…
それが凄く怖かったんだ…
憎らしい程に…
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