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りあるに携帯おとした。
えっ…えっ……ええっ?!
なんであっくんさんから?!
しかもなんでアドレス知ってんの?!
てかいまどこってなんで?!
いろいろ疑問が浮かんでテンパったけど,平然を装って
「○○駅の近くです」
ってだけ送った。
かわいくないって、自分でも思う。
すると、さらに心臓が飛び出す返事が返ってきた。
「電話おしえてくださいな」
え?!え?!
何故に?!
とりあえず電話できる機会を逃しちゃいけないと思って,
30秒ぐらいの速さで返信した。
すると,すぐディスプレイに知らない番号。
「はいっ!ひろみです!」
…うん。1コールで出ちゃったよね。
「はやいなあ!」
せんぱいが笑いながらそう言った途端に恥ずかしくなって,
「なんか用ですか?」
ってすぐ聞いた。
すると,
「いやどっか近くいるなら俺ら飲みしてるから来ないかと思ってさ!」
まさかのデートのお誘い…!(違うけど)
「はいっいきます!」
場所をきいて電話をきると,
さっきまでの落ち込んだ気持ちもふっとんでた。
あっくんさんに会うの
あの時以来だなあ…
そうやって考えたとき,
自分でもびっくりするぐらいに心臓が高鳴ってることに気づいた。
あ…
まずい。
あたし、あっくんさんのこと好きになりそう。
ほんとにそう思った。
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