逃走

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ゾクッ(この感じヤバい!!) 「麗!!孝!!戻れ。」 俺が呼ぶのとバスが猛スピードで突っ込んで来るのはほぼ同時だった。 《奴ら》となったバスは俺達のバスをすれすれで避けて横転した。 ドオォォン…。 「小室君!大丈夫か!?」 炎の奥から孝の声が聞こえた。 「はい、あとで合流しましょう。…5時に東署で…今日が無理なら明日の同じ時間帯で。」 「分かった。」 毒島先輩は返事してバスに戻った。 …そしてバスは発進した。 …安全な所にバスを停めて。 俺達は休んだ。
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