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…只今バスの中。
「ふぁ~あ💤」
神崎優真は今さらながらにして起きた。
いつもと同じ空…ゆっくりした足取りでバスを出た瞬間…固まった。
「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙…。」
そこは正に地獄…
「なんだよ…これ。」
声に反応して『化け物』が襲いかかってきた。
情報そのニ
音に反応する。
とっさに頭で考える前に体が動いていた。
『神崎流抜刀術一の太刀…椿』
…神速のごとく木刀を振りそこに真空を作り出す…そこに空気が入り込もうとすると真空は全ての物を切り裂く刃となる。
「キリがないな…。」
そう思いかんしゃく玉を校門の壁におもいっきり投げた。
…パァン
すごい破裂音で『化け物』はそっちに向かって歩き出した。
優真はバスに乗り込み『瞑想』を開始した。
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