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(周りの客には 私達はどう写っているんだろう?)
(夫婦で家族?ありえない年齢関係ではないかなぁ。しかし会話が少しぎこちない…。初対面で 焼き肉 子連れなんて 誰も思ってないかぁ(笑)。頭の中がぐるぐる廻る。)
その後
何をどう話ししたのか 記憶が薄い…。
子供用にお肉切ってくれたり 乾杯したり…。久しぶりの外食に子供もハシャギ 時々 会話にも入ってくる。
私自身も ちょっぴり その姿観てたら うれしくなった。 きっと 父親って こんな感じなんだろうなぁ。ふとそう想った。
「お外じゃないから、あんまり ぴょんぴょんしたらダメだよ、後で花火しようね」そう子供に言う男。「僕は娘二人だったから、家でも外でもじっとしてたけど、やっぱり男の子はじっとしてないね」って。
「後で花火するから、トイレ行っておいでや」
そう促された。
トイレから戻ると
「お腹もいっぱいになった?そろそろ行こうか」
そう言い立ち上がりレジ前通る。お金を出そうとすると。
「先に払ったから出よう」と。
(おごるからっとは言っていたが…。払うだけのお金は持ってきていた。)
「本当にいいの?」
「いいよ。僕が誘ったから、それより花火するところある?」
(良かった。私は、嫌なタイプでは無かったと言うことか(笑)逆に、『ごめん、仕事入った』なんて言われる場合だってあったんだよなぁ~(笑))
「ありがとう。ごちそうさまでした。海辺でいい?」
「いいよ。僕の車乗る?」
「まだ子供がチャイルドシートだから、よかったら私の乗って」
「いいの?」
「いいょ」
その男は自分の車から花火取り出し私の車の後部座席に乗って来た。
(さっきの車はレクサス?お金には困ってなさそうだ。車は至ってノーマル。最近は洗っていないのか(笑)趣味は車じゃなさそぅだ。やっぱりきちんとした仕事はしてるんだろう。)
その時は 単に 変なおやじが来たらどうしょう… なんて 思っていたから 余りにも 至って普通な人で 良かったと内心思った。そして 私自身も その男にとって嫌いなタイプではないことに ホッとした。
結婚し、出産し、体型も若い時とは違う、30歳も過ぎ、女としての魅力があるのか…。自信なんて無かった。世の中ではもう おばちゃんの部類に入る年頃であろう…。
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