見つけた｡

そもそも僕の携帯は事務所管理で個人的なﾒｰﾙは許されていない｡だから僕が切に彼女とｱﾄﾞﾚｽの交換をしたいと思ってもそう簡単にはいかないのが現状だった｡僕はない頭をフルに回して考えあぐねた結果`よしﾏﾈに相談しよう｡反対されてもかまうものか!'自分の携帯を持つ事にしたのだ｡そうしなければ僕と彼女は永遠にずっとｻｲﾄにいなければならなくなる｡そんな事は真っ平ごめんだ｡という事は二人はいつまで経っても会えないではないか｡彼女の為にもこれは早急に進めなければならない｡いい加減彼女も痺れを切らせているだろう｡彼女をこのｻｲﾄから一日も早く連れ出して幸せにしたいと思っていた｡`あのね僕､前から考えていた事なんだけど､自分の携帯を持つ事にしたんだ!いいでしょ?'ｽﾄﾚｰﾄに伝える｡ﾏﾈは`何言ってるの?そんな事が許されると思ってるの!いったいどうしちゃったのかな'目を丸くしていた｡`僕彼女を守らないといけないんだ｡会いたいし､すぐに連絡もとりたいんだ｡ねっ､お願い!'真剣に話をする｡`どうせｻｲﾄで知った人じゃない｡そこまで言うと思ってなかったわ｡'そういうと思った`僕は本気なんだ!彼女がいないとダメなんだ｡協力してくれないなら全部仕事をｷｬﾝｾﾙするからね!いいね｡'強気だった｡でも一生に一度あるかないかの大勝負にでた｡