第一部 序章

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「ミュー、新しく味付けしてみたんだけど…。 気に入った?」 「ミャー!」 嬉しそうに返事をする私の大事なパートナー。 まだ出会って日も浅いけどもね。 たまたま訪れた森でミューが瀕死の状態で倒れているのを助けたのが始まり。 近くの町の人に聞くと母親を殺され、ミューはたまたま見つからなかったがまだ幼く、食べ物も捕ることが出来ずに倒れていたらしい…。 で、近くの町の人はミューは『ドラゴン』の子供だと言うことで、恐くて助けることをしなかったという。 そこを、事情の知らない私が通りかかったわけだ。 私は、町の病院では受け入れてもらえなかったので、市販の薬などを買い揃えて、一晩中手当をした。 それから3日…。 .
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