第一部 序章

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「ミュー、少しだけこのポシェットの中で我慢してね?」 そっとミューをもう1つ取り出した少し大きめのポシェットの中に入れる。 中にいるミューをうっかり潰してしまわないようにポシェットに形状維持の魔法と強化魔法をかけた。 そして残りの荷物を無属性の魔法、ボックスを使い全てしまった。 「では行きますか」 足に強化魔法を施し、地を蹴る。 流れる景色に特に注意をする事なく、己の勘に従い足を進める。 ガルルル… 近いな…と呟き更に速度をあげ魔物の元へたどり着いた。 全部で三頭いる。
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