好きなのに

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ある日。千帆と裕太が2人で話しているのを見かけた。それを俺は隠れて見ていた。 裕太「俺たち別れよう。」 千帆「なんで、急にそんなこと言うの⁉」 裕太「俺実は樹音のことが好きなんだ。だから千帆とは付き合えない。」 千帆「そうだったんだ。裕太ずっと樹音のこと見てたもんね。裕太幸せになってね。」 裕太「ごめん。じゃあ。」 裕太はその場から走ってどこかへ行った。 そして千帆はその場で泣き崩れた。 俺は千帆にそっと近付いて千帆を抱きしめた。 千帆は俺の腕の中で泣いた。 聖夜「あのさあ、今言うのは悪いかもしれないけど、千帆のことが好きだ。」 千帆「えッ??」 聖夜「ずっと前から千帆のこと好きだった。今は俺のこと見てくれなくてもいいから、落ち着いたら俺のこと見て欲しい。」 千帆「ありがとう。聖夜。今すぐは無理だけど、これからは聖夜のことを見ていく。」 聖夜「ありがと。」 俺の気持ちは伝えられた。 あとは千帆落ち着くまで待つことにした。
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