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ウチの名前は、望月子弥(もちづきすみ)。沼神村の住人。
「ヤッホー。子弥!おはよー♪元気にしてる?」
この子は、ウチの親友の藤倉瑠璃亜(ふじくらるりあ)。ウチと同い年なのに、妙に子供っぽいといつも思う。
「今日は、いつもよりも無駄にウザいわね。」
「ちょっと、子弥ひっどーい!!今日は、楽しみにしていることがあるのよ~♪」
どうせ、またくだらない事でしょ?
「……あっそ。……」
「ちょっと~、それが何かくらい聞いてくれたっていいじゃんか。」
「どうせ、またくだらない事でしょ?もうアンタには懲り懲りだっつーの。」
「くだらない事じゃないもん……。子弥なんてもう知らなーい。」
「いつもそう言って、最終的には“虫がいるーっ”って言って、抱きついてくるのは…どこの誰だろうね。」
「……ぅっ……。」
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