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「ああもう、ナグマすぐに
風邪引くんだから!」
トルティアはナグマの髪を
タオルで拭いていた。
トルテはトルティアの隣で
トルティアの服を握っている。
トルテは、何かに
怯えている様だった。
「貴女こそ、体調を崩して
いるのではないのですか?
吐き気があるのでしょう?」
ナグマは、心配そうに
トルティアの顔を覗き込む。
「え? あっ、まだナグマに
言ってなかったっけ?」
トルティアはいとおしそうに
お腹に右手で触れた。
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