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「ばかっていって、
ごめんなさぁい」
涙と鼻水でまグシャグシャの
顔でシュールは俺を見上げる。
「チェフィさんとレイサくん
にも、ごめんなさいは?」
「チェフィ、レイサ、
ごめんっなざぃい」
「こっちこそ、悪かったね。
これからは皆と一緒だよ、
シュール」
「ッスね」
「レイサ、いたい?」
「大丈夫ッスよ、シュール」
チェフィさんとレイサくんが
シュールの髪を撫でる。
シュールは嬉しそうに、
笑っている。
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