ピンクのリボンを用意しましょう。
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「うん。大好きだよ、ピンク」 微笑むトルテ。 「母さま、ピンクのリボン、 ちょうだい」 「いいけど、どうするの?」 トルティアが首をかしげる。 「リバ、兄さまみたいに 心の広い男になる!」 リバトゥムは拳を強く握り、 何故か上を向き、決意した。 それを見た母が、手を組み、 肩を震わせ、瞳を輝かせていると気付かずに――。 「はい、ピンクリボン」 「ありがとう、母さま!」
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