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「外でなかないからいいの!!」
リバトゥムは
クレシェに反論する。その後、
再びトルテにへばりつく。
「父さまに、ソックリって、
みんなが言うのぉ」
深い翠の瞳――リバトゥムが、
泣きながら訴える。
「リバトゥム……」
深い蒼の瞳――兄、トルテ。
「リバ、父さまじゃないもん!
みんな、父さまソックリだね、
さすが『ライベイト家』って
言うけどっ……リバの名前、
だれもよんでくれないっ!」
トルテは、リバトゥムの頭を
よしよしと撫でる。
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