私のだけの…

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いつもと同じ朝 いつもと同じ道 いつもと同じ… 「きゃーっ!王子よ!」 朝の穏やかな時を 掻き消す複数の黄色い声。 その声に嫌がる事もせず 優しく微笑みかける 山田悠莉<ヤマダ ユウリ>はわざわざ 乗っていた自転車を降り 声のする方へ歩いていった。 「悠莉先輩、おはようございますっ」 「王子先輩これ良かったらお昼に食べてくださいっ」 次々に渡されるプレゼントや 手紙を1つ1つ受け取ると 「みんな、いつも有り難う!」 と頭を下げ礼を言った。 .
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