心にモザイク

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あ。こういうことか。 梨花と知り合いたいが為に、わたしに話しかけてきたのか。 妙に納得。やっぱり、梨花はモテるよなぁ、としみじみ思いながらラーメンをすする。 「優菜先輩、番号教えてくれませんか?遊びましょうよ」 「んっ」 驚きのあまり、喉に熱いラーメンがひっかかりそうになった。 わたしを殺す気? じゃなくて、何? この前、言っていたお礼は本気だったったってこと? グラスに入った水を一口飲みこみながら手嶋くんの顔を見た。 その満ち溢れた笑顔を見ると、悪いことを企んではいない気がするけど。 ただ意味がわからなかった。
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