4人が本棚に入れています
本棚に追加
キャァァァァァァァァァァァァァァ!!
女の悲鳴が何処からともなく聴こえる。
今聞いた話が実際に起きたか?
その声の方向へとまだ痛みが治まらない身体のまま行った。
そこには黒人がいた、その黒人の後ろには戦斧を持った巨大な紅い狼がいた、黒人の足下には泣き崩れている女性がいた。
「させるか………殺させるか!!!」
『オッやるか?いつでも力を貸すぜ』
こっちに気付いた様だ黒人がこっちに指を指した、すると紅い巨大狼がドスンドスンとこっちに近づいてくる。
『さぁ使え!!!我が力を!!!!』
餓鬼の頃にやったドラクエの呪文を思い出した、今はあれしか思いつかない!!!滝本は狼に手のひらを向け言い放った。
「メラゾーマァァ!!!」
その言葉に反応するかの様に炎が手のひらに集まり球体となりそのまま狼の方へと勢いよく飛んでった。
ボゥ
狼の身体に見事ヒット。
最初のコメントを投稿しよう!