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茶店を出て少し歩くと大きな城が見えた
「あそこにいるんだ」
俺は空いた口が塞がらなかった
「俊也、大丈夫か?」
「え?ああ、ごめん」
「見た事無いのか?城を」
「実際に見るのは始めただ」
「そうか、後でゆっくり見るためにも頑張って掛け合わなきゃな」
門が見え、二人の門番が槍を構えた
「私だ!!石田三成だ」
門番はすぐに槍を置き頭を下げ門を開いた
「ご無事で何よりです!!」
「ああ、秀吉様はいるか?」
三成は中に入り門番に訪ねた
「はっ!!恐らく中庭の方に」
「ありがとう。ご苦労様」
「はっ!!」
門番は一礼するとまた槍を拾い門を閉めた
あれ?俺入ってない……
「あの~」
「なんだ貴様!!さっさと消えろ!!」
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