戦国の乱世へ

7/8
前へ
/11ページ
次へ
「俺、三成の」 そう言い掛けると門番が物凄い形相で睨んできた 「貴様、三成様を呼び捨てとはなんたる無礼!!」 門番は槍を構えこちらに牽制してきた 「俊也~どうした?」 中から門が少し開けられ三成が顔を出した 「三成様!!」 「ああ、そっちは客人だ。だから入れて大丈夫」 「なんと!?そうとは知らず失礼致しました」 いきなり門番に頭を下げられ俺は呆気にとられた 「気にしてないから」 俺はそれだけ言うとそそくさと中に入った 「俊也、主君秀吉様は中庭にいる、私は馬を置いて来るから先に行っててくれ。中庭はあそこを左だ」 三成は馬の手綱を引き逆方向に行った 「あっちか……」 言われた通りに進むと中庭に着いた 此所が中庭か…広いな 中庭を少し進んだいると何かにつまずきその場に転んだ
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加