最初から

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君は西高の校門前。 「ちづる」はまだ来ないらしい。 それから、数分後。 遠目からでも分かる美男子と認めたくないけどすんげぇーイケメンが出てきた。 絵になる2人だな。 なんて思ってたら、そいつ等は笑顔で君に近づいていった。 君も2人に気づくと笑顔になった。 そしてあろう事か、美男子とハグし始めた。 ここで本能のままに行動してはバレてしまう。 だから何やら話しているからせめてその会話だけでもと、少しずつ近づいていった。 限界まで近づき会話を聞く。 すると途切れ途切れではあるが聞こえた。 そして俺は聞こえてきた単語に耳を疑った。 「ちづる」 はっきりとそう聞こえた。 .
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