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君から、驚きと怒りの混じった声が聞こえるけどそんなはどうだっていい。
嫌われたっていい。
もう、いい。
俺は立ち止まった。
立ち止まると君は乱暴に俺の手を払った。
やっぱり怒ってる。
君の可愛い顔からは想像出来ないいつも以上の罵倒を浴びせられた。
それでも、俺は決めた。
想いを伝える事を
君の顔をじっと見つめる。君は少しだけたじろいだように後ろに下がる。
口を尖らせなんだよ。なんて、身長差の所為で上目遣いだし。
これはもう誘ってるようにしか見えない。
だから俺は君を引き寄せ、唇に軽く触れた。
君を見ると顔を真っ赤にして慌てている。
そんな君に優しく微笑み言った。
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