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王様
「よーし、それなら支給品を渡すよ」
アラス
「支給品ねぇ……」
王様
「…ん？どうしたの？『どうせオレは社会の底辺だからどんなに頑張っても無駄だよJK』って思ったような顔して」
アラス
「いやそれどんな顔！？」
王様
「どうでもいいじゃん？そんなこと」
アラス
「……うん、もう良いよ……」
王様
「で？なんか思ってるでしょ？」
アラス
「………なんか、ゴボウとか……ネギとか……意味は無いけど大きさだけは武器として丁度良さそうなモン渡して来そうだなーって」
王様
「そんなわけ無いよ全く。僕をバカにしないで欲しいな」
アラス
「だ、だよなーっ。王様がそんな事するわけ無いか」
王様
「じゃあ、はいこれ」
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