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そんな2人とは対照的に、リュウは旅の疲れと戦闘のダメージでフラフラしながら歩いていた。
「お前は追いかけなくていいのか?」
ダンクハットはふらつくリュウに問いかけるが、リュウは
「僕はいいんです……歩いて行くので……」と息を切らしながら答えた。
そんなリュウを見て
まったく今の若い奴は鍛え方が足りないな。
……こんな事思うなんて、俺やっぱりおじさんなのか?
ダンクハットは、自分がおじさん化していることに薄々気付き始めるのであった。
ダンクハットは前方を走っているアリスとカレンに視線を移す。
それにしてもあの2人は元気だな。
微笑みを浮かべながらそう感じていた。
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