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そんなわけで
あたしは父親に愛された記憶が全くない。
だから
男性には父性を求めてしまう。
頭撫でられたりなんて
夢見るぐらい憧れた行為。
肩車とか
公園で一緒に遊んでくれるとか
怒られるのではなく叱られるとか
未知の世界。
だから
わざとわがまま言って無茶言って振り回して
相手の反応をうかがってしまう。
お父さんという未知の存在のように
私を無条件で受け止めてくれるか
私を叱ってくれるか
その赤ちゃん返りが破滅を招いたことも何度もあった。
強くなりたい。
こんな可笑しなことをするあたしが腹立たしい。
親の存在って
でかいよね。
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