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「僕のついた嘘」
僕は君に嘘をついた。
僕自身を守る為に
大好きな君に嘘をついた。
君についた沢山の真っ赤な嘘。
本当は気付いてたんだよね?
僕が嘘をついてるって…
怒りはしたが、責める事をしなかった君
結局最後には微笑って
「仕方ないなぁ」
と言うような顔をして
嘘をついた僕を許してくれた
それが君の僕に対する愛情だと
気付いたのは君を失ってからだった。
きっと、バチが当たったんだ。
僕の全てを受け止めてくれた君に
僕は沢山の嘘をついたから
だから、
神様が僕から君を取り上げたんだね。
もぅ充分解ったから
苦しんだから
だから神様、僕に大好きなあの娘を
返して下さい……
愛しいあの娘を返して下さい……
この罪は
いつになったら終るのだろうか…
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