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「あ~ちょっと今は先生同士で話しているから教室戻れ」 熊井が追い返そうとした。 「うるせ~よ豚。あたしは豚じゃなくて先生に用があるの。話し掛けてくんじゃねぇ」 河合は静かにそういった。 俺は絶句した。河合は俺たちのいさかいをみていたのだろう。生徒のみているところで先生同士でトラブルになっているところをみせるなんて最悪だ。 河合は俺の手を引く。 「熊井先生、授業がはじまってしまうので本当に失礼します。」 最悪だ。
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