始まりはシャイニングウィザードから!

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「あれ? 幸人…お前いつの間にその女の子と知り合いになったんだ?」 俺が突然のことに呆けていると、瀬山がキョトンとしていた。 「え、あ…昨日?」 「……何で疑問系なんだよ…」 知らんわい。 「まぁいいや。とりあえず机を付けよう」 そう言いながら瀬山は俺の回りの机を付け始めた。 なんだよくわからんが、花崎木葉も一緒に食べることになったらしい。 「っていうか、何で俺たちと昼飯を? 他の女子とは食べなかったのか?」 席に座ってそれぞれ昼食を広げたところで俺は、彼女にそう聞いた。 すると、彼女はムスッと口を尖らせる。 「……変態さんに答える義務はないかな」 そう言い、プイッと顔を背けた。 …………すごい嫌われようだ。 「おい幸人…。ファーストコンタクトで何があったんだよ…」 そんな俺と花崎木葉との様子を見ていた瀬山がジトーッとした目を向けてくる。 何って……パンツ見て蹴られただけだけど? 「そういえばさ、このあと委員会決めだけど、何か決めた?」 「あー。そういやまだだな。何にしよう」 この学校の委員会はクラス全員が必ず何かに所属しなければならない、という決まりがある。 できればあまり活動しない委員会がいいなぁ。夏菜と一緒にいる時間が減るし。
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