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未「すみません。 携帯届けましたし、まだ仕事中なので失礼します。」
一方的に言い放って、彼等の返事を聞くことなく楽屋を出た
きっと今ので私の第一印象は最悪だ。
でも第一印象が良くないと思われるのは良くあることだし、そのまま気にせず事務所の玄関に戻った
未「ふぅ」
先「おっ! ご苦労だった!! 随分と時間かかったな;!」
楽屋に居なかったら待ってろって言ったの誰だし
まぁ、ちょっとは話してたんだけど...
未「すいません。」
ここは素直に謝ります
先「いや、いーんだけど! んじゃ、引き続き警備よろしくっ!」
未「はい」
先輩は今日は機嫌が良いのか、スキップしそうな勢いで事務所に入って行った
先輩のくせに、真剣身が足りません。
未「まったく...」
ボソッと一言言った瞬間に、近くにいたボディーガードの声が耳に入った
「おい、何か酔っ払い;? こっちに来てないか?」
みんなが見る視線の先に自分も注目すると、20代くらいの若い男3人が 酔っ払っているらしい足取りで此方に向かって来た
うわー 久々に来たよこういう人達
未「どうします?」
「何か面倒くさそうだな; 酒入ってるみたいだし」
未「確実に進路こっちですね」
彼等の進路は確実にこの事務所。 って言うか私の所来てる? え。 いや、 確実に絡まれるやつだ
笑いながらこっちに来る男3人...
男「あのさー!!」
案の定私の目の前に男達が立つ
未「何でしょうか。」
ここは冷静に...
相手がキレない程度に対応しよう...
男「ここ芸能人居るんだろー?? ちょっと会わせてくれよー」
未「...何訳の分からない事」
って しまった...つい本音が...
恐る恐る前を向けばどうやら聞こえてなかったみたい
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