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未「申し訳ありませんが、そう言った頼みはお断りいたします。」
ちょっと考えたら分かるよ普通...
お酒入ってるからしょうがないけど...
男「えー 良いじゃんちょっとぐらいさー!!」
未「良くないんです。」
この言い争いで周りにいたｽﾀｯﾌさん達や、追っかけのﾌｧﾝの方達がｻﾞﾜｻﾞﾜと騒ぎ出した
未「あの、違う場所で話しませんか。」
取りあえずｺｲﾂらを違う場所に...
男「おもしれー 喧嘩でもすんのか?」
そう言ってﾌｧｲﾃｨﾝｸﾞﾎﾟｰｽﾞをする真ん中の男
どう考えたらそういう思考にたどり着くんだか私には分からないけど...
未「取りあえず話し合っ」
言い終わる前に男が殴りかかってきて話を遮られる
女に殴りかかるなんて...
未「危ないじゃないですか」
男「何でよけんだよー。 殴らせろや。」
殴らせろと言われて素直に殴らせる奴がどこにいるんですか
ってか流石に悪乗りし過ぎだろ。
だんだん面倒くさくなってきたよ
未「はぁ...すいません、あまりにも余裕によけれるものですから。」
もうめんどくさいから早く殴ってくれないかな...そしたら正当防衛で手を出せる
未「もう よけませんからどうぞ殴って下さい」
若干ﾄﾞM発言に聞こえますが、勘違いしないでください。
そう思った次の瞬間、頼んだ通り男が殴りかかってきた
ﾊﾞｼﾝｯ...
男「馬鹿かｺｲﾂ! まじでよけなかったぜ?」
男が放った拳が見事頬にｸﾘｰﾝﾋｯﾄ
未「これ多分、口の中きれました。」
痛い。うん
未「それに、馬鹿はそちらです。 本当に殴るなんて、随分と素直なんですね」
男「あ?」
未「あ? って何ですか。 私が殴られたくて殴れと頼んだとでも?」
もしそう思ってるのなら、やはり私はﾄﾞMに思われてるんだろうか?
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