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まぁ 嘘も方便ですよね
時として嘘は必要です
本当の事言ったら面倒くさそうだしね
って思ったのに...
そんな巻き込まれないようにとついた嘘は、隣にいる奴の発言で一瞬にして無意味の嘘に変わった
佳「ええ? 何言ってんの。 未来、昔から武術なら殆ど習ってたじゃん! しかもお父さんは武術の先生だし、まさか未来がこんなに強いと思わなかったけどね!!」
女「あら! だからあんなに強いのね!」
男「この俺を背負い投げするなんて...」
私は何のために嘘を...
大体何で投げられまでして何にスカウトするんだよ
社「やっぱり今回は君に決めた!」
いや、そんなポケ〇ンみたいにすらっと言われても
未「な...にがです..か?」
社「君、"ボディーガード"やってみないか?」
-------------・・・
この出来事が私がボディーガードになった切っ掛けだ
どうやらあの時社長は私を男の子だと思っていたらしく、後になって気づいた時の社長の顔と言ったら...
思い出しただけで吹き出しそうになる
まだ学生だし、学校はあるけど最近はこっちばかり来ている。 やっとこの仕事が板に付いてきたのか このまま就職なんて...そこまで甘くないか...
それに一応、女だからとなめられないように スーツは男物。 髪は短く切って、サングラスをかける
元から声は低い方だったし、最近じゃ私を女だと知ってる人は極一分の人だけ
別に隠してる訳じゃない。 気付かないだけ。
先「おい 未来;! なにボーッと突っ立ってんだよ!! 早く道開けろ!!」
しまった...
未「はいっ;」
今日の担当グループ誰だっけ
...とう...ほ..なんちゃら
......にしても凄い人気だな...
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