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元はと言えば向こうの不注意で...ってか先輩も何で私に頼むんだよ
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担当グループが移動車から事務所の玄関に入った所で私たちは外の見張りにまわった。
日常は特に変な奴が現れる訳でもなく、取りあえず立ってることが日常茶飯事だ
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未「はい」
無線通信機が久々に鳴るので、身を引き締めて返事をする。
先「おお! 未来か!」
返事をしてみれば先輩の脱力感たっぷりの言葉が返ってくる
未「何ですか? 先輩のパシリなら受け付けませんよ?」
先「あからさまにテンション下げるなよー。 俺のパシリじゃなくて! さっき東方神起が乗ってた移動車に、ユノ君が携帯忘れたらしいんだよ;」
あ。 そうそう 今日の担当グループの名前、東方神起だ やっと思い出した
未「ユノくん、とは東方神起のメンバーですか?」
先「何言ってんだ? 当たり前だろ。 えっと、それでお前に携帯取りに行ってほしいんだけど。」
あー やっぱ。
何となくそうだと思ってました
未「何で私なんですか。と言いたい所ですが、先輩の指示は絶対ですから取りに行ってきます」
皮肉たっぷりに返事をする
先「うわー。 めっちゃ皮肉まざってるし;! 可愛くないなー」
そんなこと重々承知です
未「すみませんね、可愛くなくて。 携帯はどこに持って行けば?」
先「えっと、 あー。 じゃあユノ君に手渡してくれ 楽屋に居なかったら来るまで待ってろ。 携帯を楽屋に置きっぱにするのは良くないからな;」
未「了解です。」
そう返事をして携帯を取りに彼らの移動車へ向かった。
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