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八「ついでに聞くけど、未来の俺はどんな感じなんだ?その、良い男になってるのか?」
森「良い男かはわかんないけど…まあ良い父さんだよ」
八「ほほぅ」
森「仕事は順調みたいだけど、余計なマシーンばっか買ってきて家族に煙たがられてるけどね」
八「なに…?」
森「まあこの部屋見ても余計なものばっかりだし、父さんがそう育つのもわかるよ」
八「よ、余計なものとはなんだ!余計なものとは!」
森「ふふっ、すぐムキになるクセも昔からあるんだね」
八「うっ」
森「あ、やばいもうこんな時間じゃん!ママがご飯作って待ってる!」
八「え?か、帰るのか?」
森「だって怒られるのやだもん!ママ、食に厳しいから夕飯に遅れるとすっげー怒るんだよ!」
八「あ、ちょ、ちょっとそこは!」
森「この部屋のクローゼットがタイムトンネルなんだ!だーいじょうぶ、隠してあるエロ本は見ないから!」
八「(ドキン!)そそそそういうことじゃねーよ!」
森「じゃーね!またいつか来るよ!」
八「あ!ちょ、お前のママって……!」
ピカーーーン!!!!
クローゼットはまばゆい光を放し、息子をどこかへ隠してしまった。
しかし、あいつの言うママって一体誰だったんだろう……
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