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「はぁはぁ 何故だ!なぜ勝てない!」
一人赤色の鎧を身にまとった女性が居ました。
「どうして・・・!!勝てない!?明らかにこちらの戦力は、大きいかったはずなのに!」
その彼女が率いる軍は、負けていた・・・次々に倒されていく仲間そして、雪崩のように押し寄せてくる敵。だが彼女は諦め無かった。
「まだだ・・・まだ戦いは、終わっていない!!何か、逆転する方法があるはずだ!」
すると、横から誰かに話しかけられているのにきずいた。
「ねぇ お姉さんアリスにならない?」
声がする方を見るとそこには、小さな男の子にはサイズがあっていないぶかぶかのポロサャツに黒のズボンをはいた髪の毛がボサボサの男の子がいた。
「何故、こんな所に子供が?ここは、危ないから今すぐにここから離れろ!!」
彼女は、慌てて言ったにも関わらず男の子は、ニヤリと笑った。
「ボク、お姉さんをアリスにならないか誘いにきたんだ♪」
「アリス?なんだそれは?とにかく子供がここにいたら危ない!」
男の子は、何やら困った様子で言いました。
「えっと、ボク子供じゃあないよだってボク、お姉さんよりずうと長く生きてるもん」
「何を馬鹿な事を言っている!速くここから逃げろ!」
すると、彼女は男の子の腕を掴んで安全な場所に連れてて行こうとしたその時・・・
「なんだ、ここは一体?」
彼女は、驚きを隠せずにいると男の子は、言いました。
「ここは、ボクの世界だよ♪あっ、でも今はお姉さんの世界かなねぇ お姉さんこの世界のアリスになってよ」
「な、何を言っている!私は、アリスにはならない!早くこの世界から出してくれ!!」
男の子は、さっきと変わらないニヤリとした顔で、
「大丈夫、お姉さんがこの世界のアリスになったらここから出してあげるよ~♪じゃあ、ボクそろそろ行くね。またね~バイバーイ♪」
男の子は、そう言い残すとすぅーと消えてしまった。
「あ、待ってアリスになるにはどうしたらいいんだ!!」
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