変化

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受験を一週間前に控えた1月のある日。 玲ちゃんと悠真は、流行していたインフルエンザにかかったせいで、塾を休んでいた。 そのため、塾の帰りは2人だけだった。 いつものように帰っていたが、領太の様子が少し違っていた。 不思議に思い、なにがあったか聞こうとしたとき、領太が私の言葉を遮り口を開いた。 「お前って、今好きな人いる?」 「…へ!?」
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