変化

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――――――――――― 莉花は風呂に入っていた。 あのあと何事も無かったように話す領太だったが、やはりいつもと様子が違った。 莉花は領太の言った言葉を考えていた。 好きな人。 今までそんな人いなかったし、いても意味ないものだと思っていた。 けど、最近は違う。 最近は何故か、領太を目で追うようになった。 領太が喜ぶと私も嬉しくなり、領太が苦しそうな顔をすると私もつらくなってきた。 これが恋なのだろうか。
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