13人が本棚に入れています
本棚に追加
/111ページ
「実は俺………
渡辺のことが好きなんだ。」
と顔を真っ赤にしながら悠真が言った。
「え、渡辺って玲ちゃんの事!?」
と、思わず大きな声を出してしまい、領太に口を押さえられた。
確かに玲は、美人でスタイルよくて成績優秀の完璧な女の子だ。
でも、悠真が玲の事を好きだったなんて、初耳だった。
すると領太が、
「悠真ってイイヤツなんだけど臆病だから、席でも近くないと渡辺に話しかけられないんだよ。
だから、頼みを聞いてくれないか?」
と、真剣な目で頼み込んできた。
最初のコメントを投稿しよう!