九月六日
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焦げ臭い匂いが漂う。 しかし、それは火薬とは違う。 摩擦によって熱し焦げた匂いだ。 「フウ……」 狐面は確かに不覚にも意識を別へ向けた。 「チッ。化け物が……」 しかし、だから弾丸が取れないというのは海岸の持論である。 「危ない危ない」 狐面は左手の親指、人差し指、中指、以上三本の指で 弾丸を受け止めた。 「訂正します。海岸さん。指が火傷する程度には効きます」
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