9月6日

4/24
前へ
/171ページ
次へ
などと暗闇の中で今がどういう状況なのかわからないでいた僕に沙油は容赦なくおかずを口にいれていく。 ちなみに何故五十嵐君が斜め前に座っているのかわかったかと言うと、学食限定最強カレーを食べているからである。 その匂いを嗅いだ瞬間からどんなお年寄りでも新陳代謝がよくなる。と言われている。 想像による辛さで舌が麻痺するレベルである。 それを食べれることが可能なのは彼と僕。さらには隣の沙油だけなのである。 「ほら。潤くん上向かないと水飲めないよ?」
/171ページ

最初のコメントを投稿しよう!

436人が本棚に入れています
本棚に追加